国の利益のため、と犠牲になって来たのが沖縄。
正義のための仕方ない犠牲、政府はそういう認識だろう。
自衛隊を海外派遣し、国際社会の一員として、イスラム国などのテロリストと戦おうとしている。
中国の脅威に軍事力で対抗しようとしている。
そのために沖縄には犠牲になってもらう。本州に犠牲が及ばないように。
政府が考える正義は正義なのか?
テロリストと戦うことは必要である。テロと戦い犠牲が出るのは仕方ない犠牲と言えるかもしれない。しかし、いくらアメリカやその他先進国が、テロリストと戦ってもテロリストは増える一方である。
テロリストと戦うことも必要。
ただなぜテロリストが増えるのか考えることも必要。
テロリストと戦うことは正義。
中国の脅威から日本を守ることも正義。
国際社会の悪と戦うための犠牲ならば、日本全体で負担すべきではないか。
そして今考えなければならないのはなぜテロリストが増えるのかということではないのか。
日本は確実にアメリカに利用されている。日本も小さい島国だからアメリカに守ってもらおうとアメリカを利用しようとしている。
しかし、アメリカは尖閣諸島の問題は自国で対応せよ。と言っている。
だとするとアメリカの基地があるメリットはない。
アメリカの戦争に加担しているだけではないか。
だから沖縄の人は怒っている。犠牲になるのにそれは意味を持たない犠牲だから。
自分の国は自分で守るべき。
国際社会で起きている問題には国連の一員として国際社会に合わせて対応する。そのために日本人の誰かが死んでしまうかも知れない。
ただ私は戦いたくないし死にたくない。
国際社会の一員として、悪と戦うために血を流すこともしたくない。
悪を生むのは、生まれながらの差であろう。今はどんどん格差が広がっている。
かといって社会主義がうまく行くとも思わない。
広がった格差をなくしていくことそれならば私にも出来るかもしれない。
血を流す選択ではなく、流さない選択を私はしたい。
だから中国が攻めて来たら私は逃げます。逃げるならカナダがいいかな。
個人と国家は違うけど、国民ありきの国家である。
命がかかった大事なことなんだから国益よりもまず国民の声を聞いてください。変えるのはそれからでしょ。
強引にやらないと国益は得られないんですか。その国益は国民の利益になるのですか。その利益をちゃんと説明してください。
住んでるところに基地が出来て良かったと思う人は誰もいない。
安保法案に賛成する人が基地の近くに住むことだ。
以上。